2024年6月12日更新

広告や企業PR動画と動画ブランディングの違いとは?

経済・ドキュメンタリー番組の企画制作を数多く行ってきた株式会社ピー・ディー・ネットワーク。「カンブリア宮殿」「WBS(ワールドビジネスサテライト)」「日経ニュース プラス9」など多数の実績を誇ります。その中で、多くのブランディング動画を手掛けてきたプロデューサーの中村と生田が「広告や企業PR動画と動画ブランディング」の違いについて説明します。

この三つをしっかり理解することで、動画ブランディングの効果を上げていくことに役立つでしょう。

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広告や企業PR動画と動画ブランディング それぞれの役割(ポジション)

よく表現される「広告」「企業PR動画」「動画ブランディング」。

一般的に言われているのは、三つの括りが似ているということだけれど厳密には違います。それぞれどのような役割(ポジション)があるのでしょうか。

広告

例として株式会社Aが新商品を出す時、テレビCMを打つなど、世の中に「この商品はいいよ」ということを株式会社A自身が発信するのが広告です。

それを世の中の人が「そうなんだ」と受け止めて購買意欲につながるという仕組みがあります。

企業PR動画

企業PR動画とは、新商品を株式会社A自身ではなく第三者が発信することです。現在ではSNSでインフルエンサーやPR会社が存在するように、「A社から新商品が出たよ!」と第三者が代わりに伝えることで、本人が商品の魅力を伝えるよりも信憑性が増すという効果があります。「あのインフルエンサーが言っているのだから、良いものなんだろうな」と感じるということです。

広告、企業PR動画の二つはお金をかけて短期間で実施されることが多いので、知名度も認知度も一気に上がるメリットがあります。ただ、時間が経てばそのうち忘れ去られるというデメリットも。目新しさがなくなると、世間の人々の興味関心は薄れてしまうのです。

動画ブランディング

先ほどご紹介した広告と企業PR動画、この二つの括りとは違う立ち位置にいるのが動画ブランディングと位置付けられています。

ブランディングは、株式会社A自身も第三者も「商品が出ました!」という発信をしません。ではどうするのか。

例えば、新商品をよりよく見えるようにパッケージに力を入れて、すごく良いデザインにする。または、すごく原料にこだわって本当に使いやすいものにするなど。つまりその商品のことを本当に良くして質を上げていく「=磨く」という意味でブランディングをしていきます。そこに世の中の人は気づいてくれる。実際に手に取って「本当に使いやすいよね」「本当に美味しいよね」と世の中の人々から商品に目を向けてファンになってくれるような仕組みを作っていくことが大切です。

ブランディング=「自分たちを磨き上げることで、世の中の人にファンになってもらう状態を作り上げること」。また、「消費者がこう思うと、会社側がこう思われたいを一致させること」とも言えるでしょう。

プロデューサーが選ぶ 好きなブランディング・会社

ブランディングに関わるプロデューサーのお二人が、実際にここの会社や商品のブランディングが好きだ、気になるといるブランドを聞きました。

好きなブランディング・会社①ティファニー

ブランディングとしてすごくうまくいっているな、すごいなと思うのがTiffanyです。青緑色をみるだけでティファニーを連想させる。カラー自体にはティファニーのことを想起させるものはないのに、ティファニーが思い浮かぶというのが圧倒的なブランド力の証拠だと思います。

好きなブランディング・会社②マクドナルド

駅近くを歩いていてポテトの匂いがしたら、マックを食べたいなと思えるのがマクドナルドのブランディングだと思います。視覚でなくて匂いのブランディング。五感を使ってその商品をイメージできることもブランド力の強さですね。

好きなブランディング・会社③スターバックスコーヒー

スターバックスは、決して安いと打ち出したりしませんし、広告自体をほとんど打ちません。

カラーは緑。街中で緑の珈琲屋を見ても他店だと思って入らないと思います。店内に入るとコーヒー豆を挽いたいい匂いが漂っていて、それもスターバックスにくる価値ですよね。スターバックスは、人々の「サードプレイス」でありたいと謳っています。自宅でもない、職場でもない、第3の場所。広告などで直接伝えるのではなくて、サードプレイスでありたいと、自分たちの信念として謳ってるだけ。

それに対して世の中の人々が、スターバックスは家庭でも職場でもなく、ほっとできる場所、少し考え事をするのに良いな。豆の匂いが良いから行こうかなと思って利用する。それはスターバックス自身の信念にファンがついているという典型的な例だと言えます。

プロデューサーが消費者として気になる商品

プロデューサーのお二人が消費者として、最近気になるな、使ってみたいな、または買ってしまった商品はどんなものなのでしょうか。

消費者として気になる商品①ライカ(カメラ)

生田:カメラが趣味でライカを買おうと思ったのですが、なぜライカが人の意欲を引き立てるのかと考えていました。使っているカメラマンのインタビューで、写真の芯が違う、空気感まで映すというコメントを聞いた視聴者が購入するという仕組みです。あれだけの地位とポジションがあって売れているのが気になって仕方ない。実際にファンになり沼になりそうと感じています。

消費者として気になる商品②カルティエ(時計)

中村:カルティエの時計が気になっています。インターネットや雑誌などでブランドの成り立ち、時計としての歴史を読んでいるとカルティエの時計はすごいというところに落ち着きました。高いけれどデザインも良い。ずっとブランディングが上手いなというふうに考えています。

ライカやティファニーに共通するのが、ブランディングが企業PRや広告と違うのは「このスペックだから⚪︎⚪︎円という話ではありません。歴史とか、醸し出す何か積み重なってきたものに共感してファンになっていると言えます。

PDNの動画ブランディングとは

これまで、広告、PR、ブランディングの違いについて伝えてきました。その中で、PDNの動画ブランディングはPR動画とは一線を画すということになります。では、PDNの動画ブランディングとはどんなものなのでしょうか。

中村:一般的には、商品の良さを一方的に謳っているだけの商品自慢の動画になってしまうけれど、PDNは本質をちゃんと紹介します。「こういう風にこだわっています」「こんな信念を持って作られた商品(始めた事業です)」と淡々と伝える。そうすることで、自慢も何もしていなくても視聴者の方から気になる、ちょっと使ってみようかなとなるように制作しています。「動画を使って御社のブランディングをしてみませんか?」と提案することを動画ブランディングと位置付けています。

次回の動画では、より詳しく動画ブランディングの制作のポイントやフォローについて解説します!どうぞ、ご期待ください!

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この記事の監修者

PDN 動画ブランディング事業部

動画制作・TV番組制作・メディアコンサルティングを専門分野としています。これまで経済・ドキュメンタリー等のテレビ番組制作を主事業としてきた当社が、「取材力」を起点とした良質なコンテンツ制作に関する情報を発信していきます。

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