
新保綾乃さん
2021年新卒入社。地元で行われた映画撮影のエキストラで参加したことをきっかけにテレビ業界へ興味を持ち、映像学科へ進学。ドキュメンタリー制作を志望し、現在ではニュース番組ディレクターを担当。さらに当社YouTubeチャンネル「新入社員の本音密着動画」撮影ディレクターも兼務しており、今後の活躍が期待される若手エースディレクターの1人。
目次
入社5年目、取材先とより良い関係が作れるディレクターへ
ー現在の仕事内容を教えてください。
主にニュース番組の特集コーナーのディレクターとして、企画のリサーチから取材交渉、取材、編集などを行っています。現在は日本テレビnews every.の特集コーナーで「名店女将の奮闘記」などを担当しています。
また、当社YouTubeサイト「働く先輩社員のリアル」の撮影ディレクターも行っています。入社3年目以降の社員様に密着し、普段の仕事風景から働き方の本音まで深掘りする企画です。
ーこれまでで一番印象深いお仕事は何でしたか?
昨年、入社4年目に担当したフジテレビ「超家族チャレンジ」という番組です。1つの家族を徹底取材して紹介する番組で、企画会議の際に自分がリサーチして発見したヤギ40頭を育てる家族が採用されました。とても嬉しかったですが、同時にプレッシャーもありました。取材期間は2週間、そのご家族と共に過ごしていくために、先輩からも「いい関係性を築いておくように」とアドバイスいただきました。最初のアポから取材交渉など初めてのことも多かったですが、過去に経験したことを応用することができたりと、自分自身に成長を感じることができたと思います。例えば、そのご家族ときちんと関係性を深めて家族のリアルに迫りたいと考えて、育てていらっしゃるヤギ40頭の名前を覚えることにしたんです。そういう部分からご家族とも話をすることが増えてヤギについてはもちろん、番組の核である家族の絆を引き出すことができて、とてもいい経験となりました。
ー取材の際に気をつけていることを教えてください。
取材には必ず取材先、人がいるので、それぞれに考え方や価値観があります。こちらが一方的に距離を詰めても本音を引き出すのは難しいですよね。意見や変化を素直に受け入れ、距離感を大切にしながら取材することを常に心がけています。その結果、現在担当している日本テレビnews every.「名店女将の奮闘記」の取材では、取材交渉時はテレビに出ることに消極的だったお店の方が、取材をしていく中で「新保さんだから話す」と言ってもらえたこともあります。取材後に感謝の言葉をいただいたり、放送後もお付き合いできる関係性を築けた時などは、地道に続けてきて良かったなと思いました。
目標は、地上波番組で自らの企画を通すこと
【仕事密着】新卒入社5年目の女性テレビディレクターに仕事のやりがいや抱えていた悩みをインタビュー
ー今後の目標について教えてください。
まず目の前の目標として、担当している番組のクオリティを上げていきたいですね。撮影した動画素材を番組で放送するために編集し、ナレーションやテロップを入れていく中で、先輩から「このカット、必要?」「ナレーションがわかりにくい」などの指摘を受けることが多くて。客観的に物事を見て、表現方法を取捨選択する能力を上げていきたいですね。
そして、当社のPRについてもしっかりやっていきたいと思っています。同業のテレビ番組制作会社とは一味違う、経済情報番組などを長年経験してきました。そこで培った取材力を活かしたYouTube動画や会社紹介動画の制作から運用など、企業のコミュニケーション活動をサポートできる制作会社だということを、より多くの人に認知してもらえるように努力していきたいと思います。
ー仕事における三種の神器を教えてください。
スマホ、マウス、コーヒーですね。
スマホは本当にいつでもなんでもメモるために必要ですし、写真を撮ることも多いので。移動中、興味が湧いたものをすぐにメモ、写真で撮り貯めておきます。
また外出先でPCを開く際、私はマウス派です。ipadでのタッチパネルも便利ですがマウスがあるともっと操作性が上がるし、いつも持ち歩いています。そしてお供はいつもコーヒーですね。
実力ある社員が揃うピーディーネットワークの魅力
ー当社の魅力を教えてください。
テレビ業界と聞いて「イケイケな感じ」をイメージされる方も多いと思いますが、まずそういう雰囲気ではなく、仕事はとにかく細かく、丁寧に、真摯に向き合うことを大事にしている会社です。それにより取材者からの信頼が厚く、安心して任せていただける会社だと思います。
さらにテレビ番組制作から企業ブランディング部門の立ち上げなど会社としても日々成長することを考えています。成長するために必要なことの一つに遊び心があるようで、全社員、とても魅力的な人ばかりです。
ー社内のこの人のココがいい!を教えてください。
Nさんはいつも120%の熱量で仕事に向き合っています。取材先に対しても、徹底的に調べていらっしゃるし、その努力が番組のクオリティを支えていると感じます。例えば、多くの人が関わる番組作りにおいて、Nさんは曖昧になっていることにいち早く気づきます。指示を待つのではなく自ら発信するなど、Nさんの熱量にはいつも発見があります。その背中を見習って私もしっかり努力しなくては!といつも思いますね。
ー就活生の皆さんへアドバイスをお願いします。
いろんなことに興味を持ち、実行力がある人はこの業界に向いていると思います。また、どの業界でも言えることですが、目の前の仕事にしっかりフォーカスしてやり切ることが大切だと感じます。1日で達成したい目標から、数年後の現実味がある目標、さらに大きな夢を持って日々の仕事に取り組める人は芯が強くて魅力的だと思います。
ぜひこの業界に興味がある方は、一度当社の説明会などエントリーしてみてください!