
田中紘介さん
PDNではテレビ番組や企業のブランディング制作を行っています。Vol.4の今回はブランディングプロデューサーとして、企業の魅力を伝えるコンテンツ制作を担当している田中さんにインタビュー。プロジェクトにかける想いや、印象に残ったエピソード、そしてこれからの挑戦について話を聞きました。
目次
世界的物流企業のPR動画制作で得た忘れられない経験

ーこれまでの印象深いお仕事を教えてください。
デンマークに本社があり世界有数の規模を誇る物流企業様の日本支社PR動画を担当したことです。この動画では、ヨーロッパで造られた風力発電の羽根が大型船輸送システムを使って岩手県大船渡港に着岸するプロジェクトを紹介しており、日本支社の対応力とスケールをPRする目的で制作しました。
特に印象深かったエピソードは2つあり、1つは日程ですね。屋外での撮影は天候が優先されますが、今回は天候に関係なく船の進行都合により入港日がギリギリまで確定しないという状況でした。壮大な大型船が大船渡港に入港し着岸する瞬間、雨でもなんでもその1回のチャンスを撮りきるという緊張感とその都度スタッフ調整を行う大変さがありましたが、事前に多くの情報を共有しておくことで対応できました。
もう一つは現地スタッフとの絆づくりです。大船渡港での撮影経験が豊富な彼らのアイデアを積極的に取り入れました。ドローン撮影の許可取りはもちろん、「南側の崖の上からの撮影もおすすめ」など教えていただき、経験から得られたものはとても大きかったですね。
「なぜそれをつくるのか」──目的を見失わない
ープロデューサーとしてプロジェクト進行中に気をつけていることは?
普段の制作で大切にしているのは、「なぜその映像をつくるのか?」「その先で何を目指しているのか?」という、クライアントの本質的な目的を見失わないことです。
プロジェクトが進むと、つい“今目の前にあるタスク”に引っ張られてしまいがちですが、全体のゴールから逆算することで、方向性がブレず、最終的な成果にもつながります。
そのために、事前のリサーチは欠かせません。限られた納期の中で成果を出すために、インタビュー前に質問の意図を共有したり、スケジュールを効率化して現場の柔軟性を高めています。仕事とプライベートの両立にもその視点は活かされていて、最近は子どもが生まれたこともあり、より一層時間の使い方にシビアになりました(笑)。
情報を「角度を変えて捉える」習慣

ー普段から仕事に活きるような習慣は?
映像制作の基盤にあるのは「取材力」だと考えています。普段からニュースや社会の流れをチェックしていますが、意識しているのは“誰の視点で見るか”を変えてみること。
たとえば一つのニュースでも、「社長室が見たら?」「営業部が見たら?」というように、立場が変われば解釈も変わります。情報を多角的に捉えるクセをつけることで、制作物の厚みも変わってくると感じています。
また、思いついたことや気づいたことはすぐにメモを残すようにしています。スマホのメモやLINE、シンプルノートなどを活用して、アイデアを貯めていくのも習慣です。
成長し続けるピーディーネットワーク
ー当社の魅力を教えてください。
当社は「テレビ番組制作」と「ブランディング」という2つの軸を持つ、ユニークな会社です。現在は映像の枠を越えて、企業と社会の“コミュニケーション全体”を設計するような仕事に挑戦しています。
クライアントの課題に対して、過去の成功体験や慣れた手法に頼るのではなく、今この瞬間に最も適した方法を選び、実行し、成果に変えていく。その積み重ねが信頼につながると信じています。
また、当社にはテレビ番組と企業ブランディングの両軸があるからこそ得られる視野の広さと柔軟さがあります。この環境を活かして、自分の表現力を高めたい方、新しいことに挑戦したい方には、最高のフィールドだと思います。





