2024年3月19日更新

ブランディング動画の制作事例や最新トレンドをご紹介!

ブランディング動画の制作事例や最新トレンドをご紹介!

ブランディング動画とは

ブランディング動画とは

 ブランディング動画は、企業のブランドや製品、サービスを効果的に伝える方法として注目されています。うまく運用すれば、企業そのものや商品・製品の価値をユーザーに共有できます。これにより消費者の購買意欲を促進したり、より大きなビジネスチャンスを掴んだりすることができます。この記事では、ブランディング動画に関する活用シーンやメリットをご紹介します。「誰にどのようなメッセージを伝えたらいいか分からない」「ブランディング動画の作り方が分からない」という方は是非参考にしてみて下さい。

 まず、ブランディング動画とは、企業のブランドイメージや商品、サービスの魅力などを伝える動画です。例えば、企業理念や企業の将来像、商品・サービスの特徴、利用シーンなどを伝えることができます。ここで重要なのは、自社の「ブランド」を伝えるのに特化したものがブランディング動画であるということです。他社との差別化や、消費者の自社商品への価値観を向上させることが優先目的となります。

ブランディング動画の目的

 ブランディング動画の目的は、いわゆる広告動画とは異なります。商品やサービスの購入を促すのが広告動画であるのに対し、ブランディング動画は自社や自社の商品・サービスを知ってもらうことが一番の目的となります。言いかえると、商品・サービスの価値(ブランドイメージ)を消費者に共有してもらうことが目的だと言えます。

ブランディング動画の活用シーン

 昨今、ブランディング動画はますます活用の機会を増やしています。以下のシーンが例として挙げられます。

 :TVCM

 :自社の運営するSNSやメディア

 :イベントや展示会

 :採用活動

 :インナーブランディング

例えばSNSを利用すると、不特定多数のユーザーに向けて自社のイメージを訴求できるので、アプローチの回数は必然的に多くなります。しかし情報量の多いSNSでは競合相手もまたブランディング動画を公開している可能性もあり、一人ひとりに効果的にブランドイメージを浸透させることは難しいかもしれません。

 一方イベントや採用活動においては、相手がもともとその会社に対して関心を持っているため、ポジティブな印象を強く与えることが可能です。どのような相手が動画を見るかを考えることが重要で、ブランディング動画においてもターゲティングが欠かせません。

 インナーブランディングのターゲットは自社内の従業員が主になります。企業のビジョンやブランドの価値観を社内に浸透させ、社員の意識や目標を統一することが目的になります。このように誰をターゲットにするかによって、制作するべき動画の構成も異なってきます。

ブランディング動画の要素となる最新トレンド

ブランディング動画の制作事例や最新トレンドをご紹介!

ブランディング動画の世界では、ビジュアルデザインが極めて重要な役割を果たしています。視覚的な要素が魅力的であり、視聴者の心をつかむことが成功の鍵となります。ここでは、ブランディング動画の要素として最新のトレンドを紹介します。

グラフィックデザインはより洗練されていく

シンプルさと洗練されたデザイン性が注目されています。過剰な装飾や複雑な要素よりも、シンプルでクリーンなデザインが好まれます。これにより、メッセージが明確に伝わり、視聴者の心に響きやすくなります。

動きやアニメーションの進化

動きやアニメーションの活用が重要です。静止画よりも動画の方が視覚的な魅力が高く、視聴者の関心を引きつけやすいとされています。特に、ダイナミックなエフェクトを取り入れることで、より魅力的な動画を作ることができます。

カラーはパステルやグラデーションが中心

カラーの統一も重要です。ブランドのイメージやメッセージに合ったカラーを選ぶことで、視聴者に強い印象を与えることができます。最近のトレンドでは、パステルカラーや鮮やかなグラデーションが人気を集めています。

これらの要素を組み合わせることで、魅力的なブランディング動画を制作することができます。常に最新のトレンドや技術を取り入れながら、視聴者の心を捉える動画を作り上げていきましょう。

ブランディング動画を制作するメリット

 ここからはより具体的に、ブランディング動画を制作するメリットをお伝えします。

伝えたい世界観やイメージを簡潔に伝えられる

 これは動画本来の特性にも関わってきますが、動画は音や映像を使用するメディアなので、文章や一枚絵よりも多くの情報を短時間で伝えることが可能です。このため、企業が伝えたい部分を強調すれば、視聴者の直感にブランドイメージを植え付けることができます。

BtoBビジネスにも利用できる

 ブランディング動画は、「イメージ」という抽象的なものを伝える手法です。このため、無形商材を扱っていたり、大衆が想像しづらいBtoBビジネスを行なっていたりする企業にとっては、ブランディング動画が積極的に選ばれるでしょう。動画であればイラストやアニメーション、図表を用いることができるので、視聴者の理解を促進し、商談の成立を手助けしてくれることでしょう。

拡散によって認知度を高められる

 効果的なブランディングには、他社との差別化が重要です。SNSでは、動画が共感を呼ぶと拡散されることがあります。これにより、会社側でコストをかけずとも、より多くのユーザーにブランドイメージを届けることができます。SNSを利用しているのは主に若い世代ですが、将来的な顧客となってくれる可能性もあり、いち早い需要の取り込みを見込めます。

ブランディング動画制作のポイント

 ブランディング動画を制作する時には、以下の要点を押さえましょう。

ターゲットと目標を明確にする

 先述の通り、ブランディング動画には様々な活用シーンがあり、それによってターゲットも異なってきます。一般的な広告動画と同様、誰がどのように動画を見るかを考え、ペルソナを設定しましょう。またブランディングは他社との差別化が重要です。企業が持つ強みは何か、競合にはないオンリーワンの価値は何かを洗い出し、目標を設定することが必要です。

共感を呼ぶ内容にする

 企業側が伝えたいことを押し付けるような印象になってしまっては、ブランディングはうまくいきません。ユーザーの共感を得られるような内容にすることを心がけましょう。そのためには繰り返しになりますが、強みや価値をしっかりと把握し、視聴者の感情に訴えかけるような動画構成を目指しましょう。

ブランドのコンセプトと一致させる

 ブランドを相手に伝える時に、そのブランドが何を目的としているのかを再度確認することが必要です。商品・サービスの現状を整理した上で、現在のブランドの目的を引き継ぐか、あえてイメージ刷新を図るか、どちらが効果的か考えると良いでしょう。ただしむやみに現状のイメージを逸脱すると、視聴者が当惑する可能性もあるので注意が必要です。

制作事例

【SHOWREEL】動画ブランディング事例2023年 ver. (PDN制作実績)

ピーディーネットワークの2023年に制作した動画の一部をSHOWREELでまとめました。 弊社は長年、経済・ドキュメンタリーといったテレビ番組の企画制作に携わってまいりました。そこで培ってきた「取材力」を活かした動画制作で、一過性の広告とは違う、恒久的なブランド価値の向上をお約束いたします。

いかがでしたでしょうか。ブランディング動画は、他社との差別化を図り、自社のブランドイメージを向上させるのに効果的です。動画制作において重要なことは、基本的には他の動画手法と同じですが、とりわけブランディング動画では、インパクトや意外性をもって、視聴者の直感に訴えるような動画が成功に結びつくと考えられます。

 貴社のブランドの魅力を最大化するために、是非とも動画によるブランディングを検討してみてはいかがでしょうか。本記事がその一助となれば幸いです。

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この記事の監修者

PDN 動画ブランディング事業部

動画制作・TV番組制作・メディアコンサルティングを専門分野としています。これまで経済・ドキュメンタリー等のテレビ番組制作を主事業としてきた当社が、「取材力」を起点とした良質なコンテンツ制作に関する情報を発信していきます。

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