2024年2月28日更新

SDGs動画の制作ポイントや事例を解説

SDGs動画の制作ポイントや事例を解説

SDGs動画とは

昨今、耳にする機会の多いSDGsという言葉。それはSustainable Development Goalsの略語であり、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。

2015年の国連サミットの加盟国(150カ国以上)によって採択され、2030年を見据えてそれまでにより良い世界を目指す17のゴールと169のターゲットで構成されました。SDGsが掲げているゴールの中には、従来の便利さと引き換えになった資源問題や地球温暖化、人的な格差問題やジェンダー平等など多岐に亘ります。それは政府や自治体、企業だけではなく個人に至るまで幅広い人が関わる必要があり、一人ひとりが「何ができるか」を考えることで発展していく新たな視点を求められるようになりました。

SDGsの取り組み、目標とされているのが以下の17項目です。比較的どの目標も企業の事業に関連して活動することができる項目に分かれています。

 

目標1.貧困をなくそう

目標2.飢餓をゼロに

目標3.すべての人に健康と福祉を

目標4.質の高い教育をみんなに

目標5.ジェンダー平等を実現しよう

目標6.安全な水とトイレを世界中に

目標7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

目標8.働きがいも経済成長も

目標9.産業と技術革新の基盤をつくろう

目標10.人や国の不平等をなくそう

 

目標11.住み続けられるまちづくりを

目標12.つくる責任つかう責任

目標13.気候変動に具体的な対策を

目標14.海の豊かさを守ろう

目標15.陸の豊かさも守ろう

目標16.平和と公正をすべての人に

目標17.パートナーシップで目標を達成しよう

企業がSDGs活動を積極的に行う理由は

企業がSDGs活動を積極的に行う理由としては、活動を行うことでのメリットが多いからです。

大きく分けて以下の2つが挙げられます。

SDGsの活動は幅広いため、どの企業も様々な視点から関わることができる

具体的には、SDGsとは発展途上国への支援やエネルギーに関する事項、地球温暖化対策として海洋・森林などの自然環境の保護のほか、労働環境の整備など社会問題全体に関わります。どの分野からも関わることが可能なため、企業内で立ち上げやすいプロジェクトであると言えます。

SDGs活動を積極的に行っていることをアピールすることで、社会貢献に積極的であるイメージを与えられる

SDGsは世界各国で共通して注目されている取り組みのひとつです。活動内容を具体的に公開することで、企業の信用度がアップします。そこからSDGsの流れに沿った製品の開発、販売、広報に至るまでビジネスチャンスを広げることが可能となります。

ただし世界中で注目を集めている活動なだけに、真摯に取り組まずに結果が伴わない活動であった場合にはかえって企業の信用やイメージが落ちる可能性もありますので、そこは注意するべき点です。

SDGs活動PRに動画コンテンツが適している3つの理由

企業にとってメリットの多いSDGs活動ですが、地道に活動していても広い層に認知してもらわなくては意味がありません。その取り組みをアピールする際に動画コンテンツを活用する企業が増えています。それはなぜでしょうか。

直感的に伝わりやすい

活動自体を活字にすると、読み込まなくては理解しにくく伝わりづらいことがあります。そこで数秒〜数分適度の動画にまとめることで直感的に伝わり認知されやすくなります。インパクトの残る動画であれば、その後にSNSなどで拡散されるというメリットにも繋がります。

一度制作した後は汎用性高く使うことができる

動画コンテンツは一度制作することで、様々なシチュエーションで使用することができる汎用性の高いコンテンツであると言えます。例えば、企業のホームページやSNS、展示会場や株主総会などでも使用するなど継続して使用することができます。修正をかけることで少しずつバージョンアップを図りながら、その時々の最新活動を伝えることも可能です。

より商品やサービスに付加価値が生まれる

普通に商品やサービスを紹介するだけよりも、SDGsの取り組みや活動を一緒にアピールすることで「SDGsを考慮して商品を開発している」という付加価値が付きます。動画として視覚的に伝えることで短時間で訴求でき、企業信用度が高まりつつ売上げや集客にも期待できます。

SDGs動画コンテンツ制作のコツをご紹介

実際に動画コンテンツを制作するにあたり、どんなことに気をつけるべきでしょうか。

  • ターゲットと目的を明確にする

制作する動画については、「誰に見せて」「どのようなことを伝えたいか」を一番先に決めましょう。この動画を見る人がSDGsや環境意識の高い人」に伝えたいのか、「SDGsをわからない人でも、新しいサービスに関心を持つ人」に伝えたいのかによっても打ち出し方が異なります。情報を受け取る相手の意思決定に何がつながるのかを分析するためにも、ターゲットと目的を明確にしましょう。

  • 訴求メッセージを1〜2つまでに絞る

SDGsの目標は17あるため、取り組んでいる活動がその分野のどこに該当しているのかを伝えるだけでも難しいです。そのため情報を詰め込みすぎると、かえってターゲットに伝わりにくくなります。ターゲットにとってインパクトがあり記憶に残るメッセージを1〜2つに絞った方が伝わりやすいです。

  • 動画にストーリー性をもたせる

Youtubeの台頭を皮切りに、常に動画コンテンツで溢れている現状です。すぐに埋もれてしまう可能性も高く、1〜2分の動画でさえも最後まで見てもらうことは困難になってきました。そのため、ユーザーに飽きさせない工夫が必要となります。重要なのはストーリー性です。登場人物がどのような人物で、なぜその行動を取ったのかを伝えると、ユーザーにより動画に関心をもってもらいやすくなります。

動画を配信する媒体を選ぶ

SDGs動画コンテンツは次の媒体で配信されるケースが多いです。

・自社ホームページ
・YouTubeチャンネル
・自社SNS(Instagram、TikTok、Facebookなど
・自社メディア

例えば、既存顧客やクライアントに伝えたい場合には「自社ホームページ」、まだ企業事態を認知されていない層に伝えたい場合には「YouTubeや自社SNS」などを利用する。SNSを使用する場合には、ターゲットに応じて選出する媒体を意識する必要があります。(TikTokやInstagramや10~20代のユーザーが多く、Facebookは30~40代のユーザーが多い)ため、ツールごとに特性が異なることを意識して媒体選びをしましょう。

SDGs動画コンテンツ制作のまとめ

これまでSDGs動画コンテンツを制作する上での意義や気をつけるべきことをお伝えしてきました。

企業がSDGsの活動を発信する場合には、本来の事業活動との関連性を意識して見せていくことが必要です。企業理念やビジョンがSDGsの取り組みと合致しているのか。SDGsが据えている17のゴールのうちどの分野に関連しているのか。その上で具体的に取り組みを紹介することで、顧客やターゲットにわかりやすく伝えることができます。企業と社会の繋がりを見せることのできる動画は、企業のイメージアップにつながるでしょう。

事例紹介

【SHOWREEL】SDGs動画(PDN制作実績)

ピーディーネットワークが「取材力」を活かして制作した「SDGs動画」を一挙にご紹介いたします。 この他にも数多くの実績がございます。

是非お問い合わせください!

 

 

よくあるご質問

Q.制作費用はいくら?

A.演出手法や撮影内容、動画の長さによって価格は大きく変動します。
ピーディーネットワークでは、お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、ご予算にあわせた演出を提案しております。

Q.制作期間はどれくらい?

A.キックオフから2~3か月が一般的な制作スケジュールです。
もちろん、1か月や数週間といった短期間での制作~納品にも対応しております。

Q.具体的な動画イメージがなくても相談できますか?

A.もちろん相談可能です。
ピーディーネットワークではキックオフ前から丁寧なヒアリングを行っており、コンセプトの設定からご一緒させていただく事例も多くございます。是非お気軽にご相談ください。

 

 

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この記事の監修者

PDN 動画ブランディング事業部

動画制作・TV番組制作・メディアコンサルティングを専門分野としています。これまで経済・ドキュメンタリー等のテレビ番組制作を主事業としてきた当社が、「取材力」を起点とした良質なコンテンツ制作に関する情報を発信していきます。

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