2024年2月19日更新

周年記念動画の利用シーンや制作のポイント

周年記念動画の利用シーンや制作のポイント

企業の周年記念動画とは?

企業の周年記念動画の内容や制作のポイントとは?制作事例を基に解説

企業の創立記念日を祝う活動として、10周年、20周年、50周年などの特定の節目の日を記念してイベントや取り組みを行うことを周年事業といいます。周年事業に取り組む多くの企業が、社員や顧客を招いた式典の開催やグッズの制作、社史の作成など、さまざまな取り組みを行っています。

そんな周年事業の取り組みのひとつで注目されているのが「周年記念動画の制作」です。企業の周年記念は、その歩みを振り返り、今後の展望を示す特別な時です。そのような重要なイベントを祝い、社内外へ企業の魅力をPRする有効な手段として、周年記念動画の制作は多くの企業に選ばれています。また、近年は周年記念動画の活用方法として式典での上映や関係者への配布だけでなく、youtubeでの公開やオンラインイベントでの利用など、さまざまな活用の場があります。

このコラムでは、周年記念動画の内容や制作のポイント、制作の流れなどを事例を交えてご紹介します。

 

周年記念動画制作のメリット

企業の周年記念動画の内容や制作のポイントとは?制作事例を基に解説

周年記念動画の制作には、さまざまなメリットがあります。動画を制作して社内外の方々に試聴してもらうだけではなく、制作の過程で企業のブランドイメージの再構築、社内のメンバーのモチベーションアップ、インナーブランディング(企業理念の理解促進)などの効果が期待できます。

周年記念事業の強化

 周年記念動画は記念イベントや式典をより特別なものにします。また、周年記念式典を開催する予定のない企業でも、周年記念動画を通じて、企業の歴史やこれまでの成果を振り返り、未来への展望を語ることで、社内はもちろん社員の家族、社外関係者からの企業に対する期待感や信頼を高めることができます。リアルイベントで利用する場合は冒頭で参加者の気分を盛り上げる周年記念動画を上映し、動画の最後に「さあここからイベントスタート!」といった演出は参加者の評価も高く、人気があります。動画の中には代表あいさつや社史の紹介、企業理念などを盛り込むこともできるので、リアルイベントの開催が難しい場合でも、周年事業の集大成として動画を制作する企業も多いです。

ブランドイメージの向上

 周年記念動画は企業のブランドイメージを向上させる効果があります。これまで企業が発展してきた歴史や創業者の思いなど、感動的なストーリーや美しい映像は、企業のプロフェッショナリズムや価値観を視聴者に示し、信頼感を高めることができるからです。また、周年記念動画の作成過程で、改めて企業の魅力を再確認し、ブランドイメージの再構築を図るのも有効です。もしもリブランディングプランを練るなら、周年事業が絶好のタイミングとなるでしょう。周年記念動画を通じて顧客や株主といったステークホルダーへ感謝の気持ちを伝える企業も多くあります。

社内外のコミュニケーション強化

動画制作の過程では社内のさまざま人の協力が必要です。部署を超えて企画を立てたり、インタビューの実施を行えば、社内のコミュニケーションも活性化ができるでしょう。また、地域に根づいた企業であれば地域とともに歩んできた歴史などを入れると社外とのコミュニケーションも強化することにつながります。

オンラインやその他の活用

周年記念動画はイベントでの活用だけでなく、youtubeでの公開やオンラインイベントでの利用など活用方法はさまざまです。企業の採用説明会や営業活動のシーンなどでも有効に利用できます。ソーシャルメディアや企業のウェブサイトを通じて、イベント参加者だけでなく広範な視聴者に届けることができ、新規顧客の獲得にも繋げられるでしょう。

 

周年記念動画には、どんな内容が良いの?

企業の周年動画といっても内容はさまざまです。重厚に歴史を振り返ったり、アニメーションを用いたりと方法はいろいろあります。今回の制作で、どのような結果を期待するかによって動画の内容が変わってきます。また、予算やスケジュールの都合でもどのような内容が適しているか変わってくるでしょう。ここでは、周年動画制作に使われる代表的な動画の内容をまとめていきます。

ヒストリー紹介

創業から今日までの歴史を振り返るヒストリー紹介は周年記念動画の定番です。過去の写真や映像、時系列がわかるような動画をつなぎながらこれまでの歩みを振り返ります。視聴者に感動を与える効果が高い内容です。周年記念イベントでの上映や、採用説明会のシーンなど広く活用が可能です。

重要人物へのインタビュー

創業者や社員のインタビュー動画も定番の内容です。人物にこれまでの歴史や苦労、今後の展望を語ってもらうことで動画に説得力が加わります。また、社内の人物だけでなくステークホルダーや関わりの深い地域の方などへのインタビューも企画として考えられるでしょう。

実績紹介/工場見学

これまでの実績や、全国に支社のある企業であれば拠点の紹介、工場のある企業であれば工場見学などふだんの業務では社内の方々も見ることのできない現場の紹介なども人気の内容です。

式典収録動画

周年記念動画は周年を祝うイベントを収録し後から編集するケースも多くあります。リアルイベント開催の記録として、周年事業の総まとめに動画を制作します。

アニメーション制作

アニメーションを用いれば撮影がなくても動画の制作は可能です。式典の冒頭に上映し、現場の雰囲気を盛り上げたいときなどにおすすめです。撮影が難しい業界の企業に人気の手法です。

 

周年動画制作のポイントは利用シーン

企業の周年記念動画の内容や制作のポイントとは?制作事例を基に解説

周年事業は節目の時期に取り組む業務なので、社内の中にも業務に関わったことのある経験者が少なく、担当者になったものの、どうしたらいいかわからないといったケースも多いと思います。そこで動画制作の初動時に役立つポイントをまとめます。

1.ゴールを決める

この動画を見てもらう目的を決めてから制作にとりかかると良いでしょう。社員のモチベーションを高めたいのか、取引関係者への企業PRが目的か、今回の制作で得たいゴールを設定しましょう。動画は様々な活用が可能なので、得たいゴールがひとつとは限らないかもしれません。何を達成したいのか箇条書きに書き出し、優先順位をつけて共有すると関係者間の認識の齟齬が起きにくく今後の制作もスムーズになります。

2.どこでどのように使うか

制作した動画をどこで使うのかも重要なポイントです。周年記念式典で上映するならどのタイミングでの利用を想定しているか、社内向けに公開するのか、社外にも配布するのか等、決める必要があります。

3.予算

予算がどのくらいかけられるかで動画の内容は変動します。あらかじめ確認しておきましょう。社外に協力を求めるのか、社内の人間で撮影から編集まで行うのか時間とお金のコストについてしっかり確認しておきましょう。

4.スケジュール

一般的に動画の制作は、数か月かかるケースが多く、早めの動き出しが肝心です。何から手をつけたらいいかわからない、という場合はまず動画制作のプロに相談してスケジュールの目安を確認することをおすすめします。

 

周年動画制作時の流れ

動画制作の一般的な流れについてです。

1.キックオフ

動画制作のゴールを設定し、予算とスケジュールの確認、社外の制作会社に依頼する場合は初回ミーティングなどから始まります。社史を伝えるための資料集めなども行っておくとよいです。

2.企画

テーマを選定し、動画の流れや構成を決めます。社外の制作会社に依頼する場合は動画構成案を作成してくれるでしょう。動画構成案をみて企画の内容を撮影前に確認します。

3.撮影

取材当日は撮影スタッフによる撮影を行います。企画によっては撮影は数日必要になるでしょう。また、撮影場所によっては撮影許可の取得や、インタビュー対象者の取材依頼など事前の準備も肝心です。

4.編集ー完成

撮影した素材を使って編集を行います。ナレーションやBGMの挿入も行います。撮影素材以外のアニメーションや写真を組み合わせた編集作業も発生します。インタビュー対象者のチェックや、撮影した場所が工場などの場合、社外に公開して問題がないかどうか等、社内の最終チェックにかかる時間も見込んでおきましょう。

 

周年記念動画で企業のブランディングを成功させよう

周年記念動画

 

企業の周年動画の制作は、社内のモチベーションを高め、社外にも広く企業の魅力をアピールできる絶好の機会です。周年動画といっても様々なタイプの動画がありますので、ぜひ自社の目的にあった内容を検討してみてください。

短い時間で多くの情報を伝達でき、かつ視覚・聴覚・感覚に訴えることができる「動画」は企業のブランディングにとても効果的な手段であるといえます。ただ、上手に活用することでブランディングが成功する可能性がある一方、動画のクオリティによっては逆効果になってしまうリスクもあります。

ピーディーネットワークでは、これまで培ってきたのテレビ番組制作のノウハウを活かし、
徹底したリサーチと取材力で、魅力と価値を掘り起こし
構成力できちんと伝わるストーリーを紡ぎ
適切な演出方法で視聴者にしっかり届く動画を制作しております。

ブランディングを始めとした動画制作をお考えの際は是非
ピーディーネットワークにお問い合わせください。

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よくあるご質問

Q.制作費用はいくら?

A.演出手法や撮影内容、動画の長さによって価格は大きく変動します。
ピーディーネットワークでは、お客様のご要望をしっかりとヒアリングし、ご予算にあわせた演出を提案しております。

 

Q.制作期間はどれくらい?

A.キックオフから2~3か月が一般的な制作スケジュールです。
もちろん、1か月や数週間といった短期間での制作~納品にも対応しております。

 

Q.具体的な動画イメージがなくても相談できますか?

A.もちろん相談可能です。
ピーディーネットワークではキックオフ前から丁寧なヒアリングを行っており、コンセプトの設定からご一緒させていただく事例も多くございます。是非お気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

PDN 動画ブランディング事業部

動画制作・TV番組制作・メディアコンサルティングを専門分野としています。これまで経済・ドキュメンタリー等のテレビ番組制作を主事業としてきた当社が、「取材力」を起点とした良質なコンテンツ制作に関する情報を発信していきます。

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