2024年3月13日更新

​​プロモーション動画の作り方とは?効果やメリット、制作事例をご紹介!

​​プロモーション動画の作り方とは?効果やメリット、制作事例をご紹介!

目次

1:プロモーション動画とは?

プロモーション(promotion)という言葉は「販売促進」を意味し、消費者の購買意欲や興味関心を喚起させるための活動を指します。つまりプロモーション動画とは、商品やサービスの販売促進や広告宣伝活動を目的とした動画の総称です。例としては、商品・製品・サービス・企業紹介が挙げられ、TVで流れているCMなどもプロモーション動画に含まれます。プロモーション動画の役割は、大きく分けて下記の3つです。

サービスの紹介

自社が顧客に提案したいものが目に見えない「サービス」だった場合、紙ベースだと伝わりにくくなります。説明も難しく、尚且つ、目に見えないものを提示する際に活用できるのが、プロモーション動画です。セキュリティ、システム、観光、飲食などは、プロモーション動画を活用することで、サービスの紹介以上の効果を期待することができます。

集客ツール

自社の商品やサービスの魅力を効果的に伝えられるプロモーション動画は、集客ツールとしても重宝します。SNSなどをうまく取り入れてプロモーション動画を発信すると、それを気に入った顧客やインフルエンサーが新たな発信源となって徐々に広がり、どんどん広がりネットワークが構築されます。口コミやリツイートという仕組みについてもしっかり理解しておきましょう。

端的に情報を伝えるもの

プロモーション動画は、「要点を押さえて、分かりやすい」情報を伝えることのできるツールです。あやふやでわかりにくいものではなく、顧客に対してわかりやすく、自社の商品やサービスのそのものの内容を明確に伝えるものとして、プロモーション動画を活用することは重要です。

2:プロモーション動画のターゲット

プロモーション動画は、アニメーション・効果音・ナレーション・テロップなど表現方法も豊富で、様々な場面で活用することができます。また、プロモーション動画は全体的に動きがある上にBGMやナレーションの音も入っているため、ポスターなどの静止画媒体にはできない表現を行う事が可能です。これらの特徴から、動画が流れているタイミングに別の作業を行っているユーザーや受動的なユーザーにもアプローチが行えます

3:プロモーション動画のメリット・効果

​​プロモーション動画の作り方とは?効果やメリット、制作事例をご紹介!

◆テキストのみでは説明が難しい内容を簡単に伝えられる

プロモーション動画であれば、説明が難しい内容を簡単に伝えられます。たとえばITシステムなどの複雑なサービスであっても、視覚化された映像を使うことで、視聴者の理解を促せます。テレビCMやWebCMなど、限られた時間の中で視聴者の理解を深める必要がある場合に、プロモーション動画は適しています。

◆記憶に残りやすい

プロモーション動画は、視覚と聴覚のどちらにも刺激を与えることができるので、視聴者の記憶に残りやすいというメリットがあります。アメリカ国立訓練研究所の発表した「ラーニングピラミッド」では、テキストを読むだけの読書よりも、ビデオなどの視聴の方が、2倍定着率が高いことが示されています。プロモーション動画は認知度を効率的に向上できるといえます。

◆視聴者の感情を動かしやすい

プロモーション動画は、視聴者の感情を動かしやすいというメリットもあります。映画やドラマのようなストーリー仕立てのプロモーション動画を制作することで、視聴者の感情に訴えることも可能です。また商品・サービスを利用しているときの満足している感情を動画内で表現することで、視聴者の購買意欲を高めることにもつながります。

◆SNSなど幅広い箇所での使用が可能

1度制作することで様々な場所での展開が可能なのも、プロモーション動画の魅力です。現在だと、YouTube・Facebook・Instagram・LINE・TikTokといった5大SNSでは動画広告が主流になっているのは皆さんもご存じだと思います。その他SNS以外でも、自社のWebサイトやイベント・展示会などで展開できるため、1本作っておくと幅広く長く活用できます。

4:プロモーション動画の種類

企業プロモーション動画

プロモーション動画には、「企業そのもの」をプロモーションの対象にする動画もあります。企業の歴史や、これから目指しているビジョンなど、企業が持つ魅力を動画で表現します。また近年では、SDGsやCSRなど企業の社会貢献活動をアピールするためのプロモーション動画も増えています。企業プロモーション動画は、企業のブランドイメージを高められるため、販売促進だけでなく、採用活動にもポジティブな影響を与えることを期待できます。その他、株主総会などの場面で企業プロモーション動画が活用されることもあります。

関連記事:中小企業が取り入れたい会社紹介動画を活用した販売促進

関連記事:SDGs動画の制作ポイントや事例を解説

商品・サービスプロモーション動画

商品やサービスのプロモーション動画は最も一般的なプロモーション動画です。プロモーション動画を使うことで、テキストや静止画だけでは伝えきれなかった商品・サービスの魅力を伝えられます。動画であれば、実際に商品・サービスを利用している様子を映像化することもできるので、より購買意欲を高めやすいです。

 関連記事:商品紹介・製品紹介動画の制作ポイントと事例紹介

地方自治体・観光プロモーション動画

観光プロモーション動画は、観光地への誘致を目的にしたプロモーション動画です。その土地ならではの名所や、ご当地グルメなど、観光地の魅力を動画で表現します。最近では、ドローンや4Kカメラを活用し、観光地をこれまで以上に魅力的に表現している動画も多くあります。

5:プロモーション動画の導入事例

【製品紹介動画】アスカネット様「ASKA3D-空中ディスプレイ」日本語フルver.(PDN制作実績)

同社の主力製品である「空中ディスプレイ」の商談用動画を制作しました。 「ワクワクするような動画」 「具体的な使い方がわかる動画」 「技術力が伝わる動画」というクライアント様からのご希望に添えるよう、2ヶ月以上の下取材(ヒアリング/台本作成)を経て完成した自信作です。 また、商談先は海外が多いということで、演出には外国人監督を登用しました。 このように、クライアント様の用途に合わせてスタッフィングができるのもピーディーネットワークの強みの一つです。

【事業紹介動画】日本コンセプト様「3分でわかるISOタンクコンテナ」(PDN制作実績)

⽇本コンセプト株式会社では、地球環境への負荷が少なく反復利用ができる優れた容器「ISOタンクコンテナ」をより広く知っていただくため、アニメーション動画を作成いたしました。

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6:プロモーション動画を制作する際のポイント

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◆目的とターゲットを明確にする

プロモーション動画を作成する際には、動画の目的とターゲットを明確にしましょう。目的を明確にすることで、無駄のない動画構成にすることが可能です。

目的とターゲットを考える際には、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)に当てはめて具体化しましょう。ターゲット(Who)が抱えている何(What)の課題が解決するのかが伝わらないと、まったく意味のない動画になってしまいます。視聴者の年代や性別、必要としている情報を分析し、「刺さる動画」になるよう意識するとよいでしょう。

また、「When」や「Where」にあたる配信媒体や時間帯も無作為に決定してはいけません。若年層や主婦層、シニア世代などターゲットごとに適した媒体・時間帯があり、視聴時のツール(テレビやスマホなど)によって、どのように伝えるか(How)、動画に求められる画質も変わってきます。このように、5W1Hは意思決定をするためのあらゆる指標となるため、必ず整理しておくようにしましょう。

◆競合調査を行い、自社のポジションを決める

プロモーション動画を制作する場合にも、ポジショニングが重要になります。競合商品と同じような動画を制作しても、視聴者の印象に残すことは難しいといえます。競合調査をした上で、競合と自社の強み・弱みを分析し、どのような訴求であれば差別化できるのかを検討します。ターゲットのニーズからずれた訴求になってしまうと視聴者からの反応は得られないので、差別化を図りながらもターゲットのニーズを押さえることも重要です。自社や商品・サービスからオリジナリティのあるメッセージを作成するために、アピールできるポイントを洗い出します。以下のようなフレームワークを行い、自社の強みと弱みを調査しましょう。

フレームワークの種類概要
3C分析下記の3つの観点から自社を取り巻く環境を洗い出す分析方法
・Customer:顧客・市場
・Company:自社
・Competitor:競合
SWOT分析自社の内部環境と外部環境を以下の4つに分けて分析する方法
・Strength:自社の強み
・Weakness:自社の弱み
・Opportunity:外部の機会
・Threat:外部の脅威

上記のように社会情勢や競合他社に目を向けることで、自社にしかない強みを客観的に把握できます。市場や競合の情報を収集する際は、公的機関や調査会社などの信頼性の高い一次情報を活用するようにしましょう。

◆視聴者がどのような価値を得られるのかを動画内で伝える

視聴者から反応を得られるプロモーション動画は、ターゲットが得られる価値を動画内で上手く伝えています。一方、反応が良くないプロモーション動画は、商品・サービスの特徴などが述べられているだけになってしまっていることが多いようです。「その特徴によって、視聴者にはどのようないいことがあるのか?」を動画内で伝えることが重要です。タレントの表情やセリフで満足している様子を表現したり、実際の顧客インタビューで喜びの声などの演出も効果があります。

7:プロモーション動画に関するよくある質問

​​プロモーション動画の作り方とは?効果やメリット、制作事例をご紹介!

Q. プロモーション動画の作り方・流れを教えてください

A. プロモーション動画を制作する際の大まかな流れは、以下の通りです。

・目的を明確にする

・シナリオや演出などの構成を企画する

・企画した構成を基に撮影する

・ユーザーファーストな編集を行う

Q. 企業のプロモーションに動画を活用するメリットは何ですか?

A.プロモーション動画には短時間で内容を理解できる、SNSで大きな拡散を期待できる、といったメリットがあります。そのため、商品・サービスの魅力をわかりやすく伝えたい、認知度向上を図りたい、といった企業におすすめです。

Q. プロモーション動画の種類ごとで得られる効果に違いはありますか?

A. 実写動画の場合は、影響力の強いインフルエンサーを起用することでより認知度向上につながりやすくなります。しかし、撮影やキャスティングには費用がかかりやすいことを理解しておきましょう。一方でアニメーション動画の場合は、表現の自由度が高いことや、撮影・キャスティングの費用がかからないメリットがあります。ただし、高度な3Dアニメーションを取り入れる場合は、制作費用が高額になるケースもあるため注意しましょう。

8:プロモーション動画制作ならピー・ディー・ネットワーク

ピー・ディー・ネットワークは長年、経済・ドキュメンタリー番組の企画制作に携わってきました。そこで培ってきたのは「企業が自社で気付いていない魅力をみつける」「経営者の本音を引き出す」といった「取材力」です。

“魅力を伝えて、ファンをつくる”

この「取材力」を活かした動画制作で、一過性の広告とは違う、恒久的なブランド価値の向上をお約束します。

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この記事の監修者

PDN 動画ブランディング事業部

動画制作・TV番組制作・メディアコンサルティングを専門分野としています。これまで経済・ドキュメンタリー等のテレビ番組制作を主事業としてきた当社が、「取材力」を起点とした良質なコンテンツ制作に関する情報を発信していきます。

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